2022年7月21日 (木) 00:07
トランス脂肪酸は不飽和脂肪酸の一種で、マーガリンや菓子パン、スナック菓子などに含まれています。
また、冷凍食品やファーストフードなどには、食品の味を長持ちさせるために使われていることが多いです。
米国のハーバード大学医学部の発表で、脂肪酸が女性の排卵機能に悪い影響を与えて不妊症の原因になっているのではという考えを発表しました。
摂取エネルギーに対してトランス脂肪酸のエネルギーが2%増加するごとに排卵性の不妊症が高まるとわかっています。
また、一価不飽和脂肪酸(オリーブ油に含まれているオレイン酸など)からのエネルギー摂取より、トランス脂肪酸からのエネルギー摂取量が2倍になると排卵性の不妊症になる危険性が23倍に増加することもわかっています。
※アメリカではトランス脂肪酸について加工食品の栄養表示を義務づけています。また、2015年6月16日に、部分水素添加油脂の食品への使用規制を決定しました。
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